「八幡山古墳」 埼玉県行田市藤原町1-27-2
【土日祝】10:00~16:00
駐車場:あり
埼玉県指定史跡
別名:関東の石舞台
街中に突如現れる迫力の古墳、石の色と青空に魅せられて
すいません、今回は古墳探検家です(笑)
ランチで「ジライヤ」さんに行った後、せっかくなので前から行きたかったこちらに寄ることにしました。
何気にここら辺は「吉見百穴」や他にも古墳があったり、古代の遺跡が多い地域です。
今思えば映画でも有名になった「忍城」も近かったので行ってもよかったな~
昔から遺跡や、歴史建造物が好きで見たくなっちゃうんですよね。
背景にあるストーリーとかを知ったりして、ほぇ~すんごいなぁ~てなってるだけですけどw
それでは少し探検してきます(^◇^)
周辺案内
寺や神社、他の古墳も
駐車場がしっかりあるのは嬉しいですね、大型バスも停められるようなスペース。
それにしても、場所が工業地帯の一角で、周りには建物が見えるところにあるのでかなりの違和感。
見た目は普通の公園なので知らないと見逃してしまう程です。
案の定、入り口は開放されているけど、案内や管理している人影は皆無。
他に誰もいない状況の中、古墳見放題スタートです(笑)
園内掲示物
万葉遺跡としても指定
横に管理棟のような建物がありますが、鍵が閉まっていて利用は不可。
畳の部屋や、トイレがあり、解放スペースになっていればいい休憩所になりそうなんですけどね、残念。
一歩進めば
ドーン
明らかに普通の公園にはない、石オンリーの建造物。
しゃがんで見ると、周りの建物も視界に入らないので雰囲気がでます。
入り口発見
土日のみ開放されているという入り口。
円墳の土台の頂上に鎮座しています。
お~なにやらありますね
八幡山古墳石室の概要
ほほ~なるなる
ここで初めて歴史のちょっとした勉強。
【八幡山古墳とは】
7世紀前半に作られた直系80mの円墳と推定されていて、昭和9年に小針沼の埋め立ての際に姿を現しました。
昔は、遺跡保存の意識も低かったので、時を経て昭和56年に復元整備されました。
石室からは、最高級の棺である漆塗木棺(うるしぬりもっかん)などが見つかっており、葬られた人物はかなりの権力者だったと推測できます。
発掘前は石室の上に盛り土があって発見されていなかったということですね~
これ埋め立ての計画がなかったら未だに眠ってた可能性があったということですね、こういうところが楽しい(^^)
パーツの量が多い
探検開始
おじゃましま~す
おおぉ~
隙間を埋めるように小石がはめ込まれています。
昔の人は限られた道具でも、石の角をピシッと揃えてきますね~
壁もピシャリ
風すら入ってこない
ススムと・・・
一瞬ビックリしたのは内緒w
奥が暗く見えますが、昼間なので怖いとかはありません←
床にも大きな切り石、板石でどっしりとした石室内。
奥にはちょっとかがまないと入れないくらいの天井の高さです。
やっぱちょっと怖いw
奥の玄室部分だけ天井がしっかりしていて、光りがないので真っ暗。
とりあえず次の部屋までは行ってみましょう~
石が扉のように
だから暗いw
ちょっと怖がってますが、現場ではしっかり奥の部屋もみてきましたよw
天井は高くドーム状、綺麗に石が積み重なってました。
フラッシュ撮影すれば中も写せたかも知れませんが、一歩入ってやめときました(笑)
緑泥片岩の厚みが圧巻
ミルフィーユ食べたい
やはりなんといってもココは光の漏れ具合がいいですね~
計算されてなのか、はたまた風の通り道なだけなのか、夕方はまた違った顔をみれそうですね☆
ふぅ~いい天気
すごいよね
「埼玉県指定史跡」
周辺の模様
広い園内
丘を下ればそこは広~い公園、子供も遊べるしベンチで日向ぼっこもできちゃいます。
日曜なのに人影はナシw
綺麗なトイレもしっかり完備
トイレの横には盛り土
これは古墳・・・じゃないね
感想
んん~青空が合う
いや~やっぱ凄かったですよ!
これだけの規模の古墳は国内にも少なく、奈良の有名な石室よりも迫力があるといった感想も見たことがあります。
奈良の石舞台古墳は、行政もしっかりバックアップした観光地なので知っている人も多いはずです。
人がいなくてゆっくり見れるのはイイのですが、もう少し情報が拡散されてもいいような気がしました。
無料だし、すぐに見学できるので近くを通る際にでも寄ってみて下さい♪
ちょっと奥は暗かったけど、石からパワーをもらった気がしますw
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